さっきから…ずっと頭の中で響いている
降りてきたメッセージ…
「生き方の美学」
「幸せの在り方は、人それぞれ」
そう、私の求める幸せの在り方と
他の人とは違う…んですよね…
今世、その違い、ギャップを一番感じるのは
母、ですね。
実家に帰ってきて…ますますそのギャップに
気づかされることが多くあり、
もうすっかり降伏しました…
母は、そのままで、いい
私が外野から
「きっとこうしたら母はもっと幸せになれるはず！」って
お節介を焼くことは…もうしません
先日の母とレオさんのことも、そうでした。
レオさんとしては
「母を助けたい…こうすることが母の幸せになる」と
信じていたから、提案していたことでした。
けれど、母としては…そのことは全く
「受け容れられませんでした」。
そう、まさに「受け取り下手」な母を
目の当たりにした感覚でした。
もちろん、お金のかかることでもあったし
それは母の判断でよかったのだから、それでいいんだけれど…
この一件もまた
「母の魂の学び（を得たいと求めていること）」で
母はきっと今世「も」、
「苦労、苦悩が多い人生を選んで生きている」と感じました。
今世「も」、というのは、実は
ヒプノセラピーの前世療法の実習の際に
「母と私の過去世の関係性」を見る旅に出て
その過去世の時代の母と私の関係性と
その頃の母の人生を見て…改めてそう感じたのでした。
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私が遡った過去世は「１５００年代、古代ローマ時代」、
私は１６歳の男の子で、
どこかのお城の中で牢獄の前の門番をしていました。
母の過去世は…その牢獄の中にいる、
捕らえられた４、５０代くらいの男性でした。
どうやら…この男性（母の過去世）は
「誰かの濡れ衣」「無実の罪」で
捕らえられている、と
その頃の私は認識しているようでした。
私は、その男性（過去世の母）の中に
知覚ポジションをチェンジし
どんなことを感じ、考えていたのかを知ろうとしました。
（前世退行や年齢退行時には知覚ポジションをチェンジすることができます…この場合は母の感覚、心の中に私が入り、その頃の母が「何を感じ、どう思ってたのか」を知ることができます）
「もう…疲れた…生きていても何もいいことがない…」
「どうして自分が捕らえられたのかは全くわからないが、
何を言っても解放されることもないし…
もう生きることにも疲れたし…
このまま死を待つのみ…それでいい」
この男性（過去世の母）のこんな感情を感じながら…
今世の母は流石にここまで
落ち込んでいるわけではないけれど、
多からず少なからず近い感覚は…
側から見ていても感じるので
妙に関連性を感じました。
正直、こんなに疲れ切った人に対し
「大丈夫ですよ！頑張りましょうよ！」と伝えたとしても…
本当に外に解放されるのかわからないのだから
無闇に伝えられないし…
何より当のご本人（過去世の母）の励ましにはなれない…
そう過去世の私も感じていたし
今世の私も感じました…
過去世の私は、その男性の最期の日まで
門番の役割をやり切ったのだろうと思います…
見送った唯一の人、だったのかもしれません
（流石に最期の瞬間まで遡ってみようとは思えませんでした）
「この過去世の経験は
どんな学びをもたらしたと思いましたか？」
と、セラピスト役の同期生さんに尋ねられて…私は、
「母は母なりの生き方の美学というか…その生き方は
それはそれとして受け容れようと思いました…
私の感覚での幸せを押し付けるのではく、母が今生きていて
一生懸命１日を過ごしていること自体を
受け容れていこうと思いました」
って…答えたと思います。
（上と繋がっていたまま答えていたので、もう一言一句の記憶は残っていないけれど…きっとそう答えたと思います）
そう以前、この東京での先生のセッションの時にも
そんなようなことを言われていたんですよね…
この際に先生からいただいたメッセージが
「お母さんやお父さんを赦せていますか？」と。
母の女性としての在り方など…
確かに実家に戻ってからのこの数年で
随分向き合って、赦してきたつもりでしたが
「お母さんの在り方（人生）もあってもいいと
赦してあげていいんじゃないかな」
とおっしゃられて…その時に少しふわっと
軽く感じられました。
そう、この地球上には
とても多くの人々が住んでいて
それぞれに「幸せの在り方」は違う、んですよね。
それは例え「血の繋がりのある家族」であったとしても…
そして、母が不幸だと、
私は決め付ける必要もないんですよね。
母は確かに「障害を持って生まれた息子」や
「いつまでも金銭的な自立ができない、
わがままでマイペースな娘（私のこと）」や
「遺産相続でトラブルになっちゃう義理の兄妹」や
「４０代で夫を亡くし、以降一人で踏ん張ってきた」ような…
側から見たらとっても大変そうな人生を送っているけれど
（というか、これ、私がこう母を見ているってことでもあるのですが）
それでも母は、
日々飼い猫の発情期の鳴き声に堪えながら
寝不足の目をしぱしぱさせて
猫を可愛がり、息子の介護をし
娘のわがままを聞きながら…
その日々の中でも小さな幸せを見出し
時折笑い声を上げて楽しそうし過ごしてくれているから…
私はそんな母の「幸せになる力」を信じていていいのだと
思いました。
これまでも何度も
「頭ではわかっていたつもり」
「口に出しては理解していたつもり」の、
「まずは私が幸せになること」。
きっと、そうあることで
母にとっての幸せの一つになれるんだろうなぁって、
改めて感じました。
誰かの何かのヒントになれたら嬉しいです。
そう、だからそんな「優しい誰かさん」も
どうかまずは「あなたが幸せになって」ね(*´ω`*)✨
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